アメリカ:2001年春

2001年5月27日(日) DAY 1

頑張って9時まで起きていたのだが、2時に目が覚めて眠れなくなる。

LAの空港で繋がらなかったインターネットの接続を試みると繋がる。

早速、天気・モーテル等の必要情報のWedページを登録する。



7時半にタクシーを呼ぶように頼んでその時間にチェックアウトして車を待っていると、7時50分になっても来ない。

フロントで、「さっきフロントに居たお兄ちゃん(人が変わっていた)に車を呼ぶように頼んだが」と尋ねると、「7時前に一度来て、7時半と言うと次は7時25分に来て、あなたが居ないので帰ってしまった」とのこと。

「又、呼んでよ」と頼み、しばし待つが来ない。

その内、流しのおんぼろイェローキャブが来る。

「乗んなよ」と言うので、「車を頼んで待っている」と私、「俺が連れて行ってやるよ」と運ちゃん。

フロントに相談すると、「そのタクシーで行っちゃいなさいよ」とのことなので、頼んだ車(メルセデスだった)をキャンセルしてもらっておんぼろキャブに乗る。

バイク屋まで17ドルだった。

チップを含めて20ドル。

メルセデスの時は、25ドルプラスチップ5ドルで30ドルだった。

運ちゃんは、誇らしげに「10ドルも儲かったじゃないか」。

その感覚は大切である。



ガソリンキャップ止めが壊れており、BMWデイーラーまでバイク屋の人が部品を取りに行き、修理完了。

10時過ぎにツーリング開始。

今回のK1200LTは、デラックスバージョンでオンボード・コンピューター、グリップ・シートヒーターが付いている。

当然、CDチェンジャーも付いているはずなので、オーナーのフランクに、「CD付いているのなら教えてくれれば良いのに。

今回もCDからテープに落として持ってきた」と言うと、「CDは場所を取るので外している」とのこと。



すぐI-17に乗り北上すると、工事中でしばらく渋滞。結構うっとうしかった。

出発時の気温が既に100Fを超えていた。途中105Fまで上がるが、フラッグスタッフ辺りから80F位に下がる。

I-40を前回の西ではなく、東に向かう。

約500キロ先のアルバカーキーまで行く予定であったが、かなりの寝不足だったので、手前のギャラップのComfort Inn(40ドルプラスタックス)に投宿。

中華料理屋を尋ねると、5マイル位先とのことなので、ひとっ走りして買い出しに行く。



フラッグスタッフまではスムーズだったが、I-40に乗るとタイヤの振動・ブレが気になり始める。

昨年の後輪ボルト脱落事件依頼タイヤの挙動が気になり、一度止まりホイール周りをチェックするが問題無し。

ブレの原因は、タイヤの空気圧が高いの、タイヤ(ダンロップ)の性格が路面情報を伝えやすい性格である、そして、強風で振られるのが原因のようである。風が無く、路面がスムースであれば問題ない。



今日は初日なので、のんびり流した。

アリゾナとニューメキシコは共に同じ時間帯なのだが、前者は夏時間を適用していないので、1時間損した。夏時間を適用しているニューメキシコでは、今8時だがまだ太陽の日差しが強い。暮れるのは、9時頃である。



ここからバンコクまでの距離は、GPSによると8539マイルとのことである。ちょっとバイクで一気に走るには遠いなあ、、、

走行:317マイル
平均速度:61マイル
燃費:52.7マイル/ガロン (22.5キロ/リッター)
標高:6544フィート
日の出:6時3分
日の入り:8時20分
緯度:北緯35度30分
経度:西経103度49分