アメリカ大陸往復:2010年春

2010年5月24日 DAY 6

Murdo, SD -> Sioux City, IA
天気:晴
気温:15-32C

朝起きると、窓の外の木が揺れているので嫌な予感。朝方の風速は20キロ程だけど、昼過ぎには嵐になり風速60キロを超えるとのことで慌てて出かけることにする。

途中天気は良さそうだか、風が強いとの予報。風速50キロを超える箇所もありそうとの予報なので、それなりの覚悟をして出る。今日は、できればアイオワ州のBMW店でオイル交換をするつもり。


引き続き東に進むが、段々風が強くなり、風速は40キロを超えると思われる強さになる。

風向きは南からなので、I-90を東に進むと、右側からバイクが傾くほどの風が吹く。200マイル程進みI-29に乗り進路を南に取ると、風が正面から当たる。バイクは進み難くなるが、風に対して身体は楽になる。

ウインドシールドが無ければとても耐えられない風の強さ。宿に着いて確認してみると、風速は50-60キロで吹き荒れているとのこと。


目的地に3PMに着きBMW店を尋ねる。

受付の姉ちゃん、「メカニックの仕事が詰まっているので4日後にならないと無理」とのこと。「シアトルからニューヨークに行く途中なので何とかならないかな。オイル交換だけなんだけど」と頼むと、「メカニックと相談してみる」とのこと。10分ほどして、メカニックのおじさんが、「バイクに鍵はついているか」と聞くので、「ここにあるよ」と言うと、「かしな。すぐやってあげるから」との嬉しい返事。

結局30分ほどでオイル交換終了。「フィルター交換は不要」と言うと、「フィルターは常に交換しないとダメ」とのことで従う。支払い金額は77ドル。オイルとフィルター代プラス僅かな工賃でやってくれたことになる。

飛び込みの客への対応が良く感謝。受付の姉ちゃんは、「私は1967年式ボクサーに乗っている。BMWは古いバイクでもパーツがあるので助かる」とのこと。

シアトルからニューヨークを往復すると言っても、驚かないのがBMW乗りらしい。同店には、2004年式K1200LT(走行5万マイル)が中古で売っている。価格は8500ドル。みかけはピカピカ。自分のLTは1999年式なので、売値は7000ドル程度か。となると、下取りに出すとすると5000ドルが限界か。

整備を待っている間BMWマガジンを読んでいると、6気筒1600ccエンジンの解説があった。K1600LTに搭載予定の縦置きエンジンは170馬力程度とのこと。今年10月のインターモト(ドイツ)で発表され、発売は早ければ来年春とのこと。縦置なので気に食わないが、BMWが作るエンジンなので超スムースなんだろうなあ。

宿泊 Super 8 (60ドル)
本日走行:320マイル
総走行:1714マイル